4ヶ月でTOEIC600点台がTOEIC800点を超えるためにやったこと

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エンジニアのmasuzakaです。
個人的な話なのですが、学生時代に「TOEIC800点をとる」という目標を立てて、それが達成できていなかったことをずっと後悔していました。
その後悔を断ち切るべく、勉強を2023年の10月末にスタートし、2024年の2月25日のテストで815点を取得することができました。
働きながらTOEICの点数アップをするのは大変です。
年末年始の忙しい4ヶ月間、TOEIC800点をとるための勉強の方法を模索しました。
私がTOEIC800点を超えるまでの過程について書いていければと思います。

目次
1.私なりのTOEIC800点を超えるための戦略
2.主に使った参考書
3.勉強法
4.まとめ

1.私なりのTOEIC800点を超えるための戦略

最初に戦略を立てました。
戦略を立てるために模試を最初に解いて、自分の立ち位置を調査しました。
模試を何回か解いた結果、私はリスニングが得意でリーディングが苦手だということに気がつきました。
そこで800点を超えるため下記の目標を立てました。
リスニング9割(450点程度)
リーディング7割(350点程度)
リスニングで稼いでリーディングを最低限とるという戦略です。
一般的には邪道かもしれないですが、模試を解いていく中で再現性が高いであろう点数を算出した結果、上記の内訳が良いと考えました。
下記が実際に私がTOEIC800点を超えた時の内訳です。

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実際に戦略通り点数をとることができました。
リスニングが得意でリーディングが苦手な方にはおすすめできる戦略です。
本番で焦りやすい人にもおすすめできます。
リーディングは75分間で100問解く必要がありますが、10〜15問程度間に合わないことが多いです。
理由は簡単で難問で詰まってしまい時間が足りなくなるからです。
難問はスキップした方がいいというのは頭ではわかっていても、本番では実践できないことを多いです。
リーディングは本番では練習通り行かないことが多いです。
一方でリスニングは大抵の場合、時間が足りないということはほとんどないです。
リスニングは練習通り、リーディングは練習より下回るという心持ちで取り組むのが良いと思います。

2.主に使った参考書

私が4ヶ月間で主に使った参考書は下記になります。

  1. TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)
  2. 1駅1題! TOEIC L&R TEST 文法特急 (TOEIC TEST 特急シリーズ)
  3. TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
  4. TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リーディング
  5. TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リスニング
  6. 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 10

参考書は色々手を出しましたが、最終的には上記の6冊に落ち着きました。
インターネットで調べると色々な参考書が出てきます。
私自身どの参考書を使ったらいいのか迷いました。
一つ言えることは、公式問題集と単語、文法の教材はそれぞれ最低1冊はマスターした方が良いということです。
近くの本屋に足を運んで自分にあった参考書を探してみてください。

3.勉強法

勉強法についてリーディングとリスニングに分けて紹介します。

リーディング

主にやったことは3つです。

私は模試を解いた結果、リーディングの長文読解で時間が足りなくなることがわかっていました。
そのため、暗記でカバーできる文法問題の正答率をあげることに比重を置いて勉強をしておりました。
TOEICは文法問題が100問中46問あります。
リーディングで7割取るためには、文法問題を9割(41問程度)正解して残りの54問のうち30問程度正解すればいいのです。
長文読解はタイトなタイムスケジュールで解く必要があります。
大抵の場合、長文読解の54問のうち10問程度解けないので、残りの44問中30問(68%程度)正解することが必要ですが、模試や公式問題集20回程ほど取り組めば安定的に取れる正解数だと考えます。
本番では焦ることが多いので、暗記でカバーできる文法問題を確実に取って、長文読解は最低ライン取れるように訓練しておくと良いと思います。

リスニング

主にやったことは1つです。

  • 模試、公式問題集を30回程度解いて、間違えた問題はディクテーションする

私はリスニングで点数を稼ぐ必要があったので比重を重くして勉強していました。
特に大事にしていたことは聞き取れない単語や文章を少なくするということです。
主に模試、公式問題集で間違えた問題をディクテーション(聴こえた英語を一語一句書き取るトレーニング)をやりました。
インターネットではディクテーションは時間の無駄だという記事をたまに見かけますが、私はそうは思いません。
聴いてわかる、書いてわかる、読んでわかるということが大切です。
単語が1つ聞き取れて頭の中で理解できただけで問題の概要が掴めることもあります。
手間がかかる勉強方法ですが、リスニング力が必ず向上しますので試してみてください。

4.まとめ

私個人の考えですが、TOEICの面白さは合格、不合格ではなく点数で自分の努力の結果がわかるところだと思います。
勉強のやり方や点数の稼ぎ方も人それぞれです。
自分に合ったやり方で勝負してみてください。

Masuzaka

エンジニア

埼玉県出身。
書店の孫。
サウナは週3回。

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