2023年に読んだ本とその後(デザイナーizumiの場合)
こんにちは。デザイナーのizumiです。今回はデザインの話ではなく、日頃読んでいる本についての話です。
私は人の本棚を見るのが好きなのですが、みなさんはいかがでしょうか。本棚のラインナップによってその人の興味関心を知ることができると、一段階深くその人を知れたような気がして、なんとも嬉しくなるものです。それに、そこから新たな興味の扉が開けることも大いにあると思います。
そんな自分の読書歴を公開するのは少々気恥ずかしいのですが、社内で発表した時に反応が面白かったのでブログ化することにしました。
ちなみにその発表というのが「5分間発表」という毎週金曜日に行う社内発表会なのですが、テーマは自由(各々の日頃の関心事や活動、また業務での改善点や時事ネタなど何でもOK)で、毎週1名ずつ持ち回りで発表しています。このブログの元ネタは2023年末に発表したものなので、今回は内容を少し膨らませて2024年時点のものも加えてご紹介していきます。
それでは早速、本題に入りましょう。
2022年のある日、ふと思い立って読書記録をつけ始めました。といっても感想や考察を書き連ねるようなものではなく、本のタイトルと読了日、出版社などを簡単にGoogleスプレッドシートに書き留めるだけのシンプルなものです。それがちょうどマイロプスに入社した頃だったので、今思えば、定量的に振り返れるように記録をつける癖をつけようとしたのかもしれません(笑)。
そして、2023年に読んだ本は下記の19冊でした(読了:18、読み途中:1)。(その他、表には入れていませんが、読みかけや積読ももちろんあります。いつ読めるだろうか...。)
2023年に読んだ本とその後
- 『ぴんぽんぱん ふたり話』瀬⼾内寂聴、美輪明宏/集英社文庫
- 『⽬の⾒えない⽩⿃さんとアートを⾒にいく』川内有緒/集英社インターナショナル
- 『はたらかないで、たらふく⾷べたい 「⽣の負債」からの解放宣⾔』栗原康/タバブックス
- 『メンタルの強化書』佐藤優/クロスメディア・パブリッシング
- 『ぬいぐるみとしゃべる⼈はやさしい』⼤前粟⽣/河出文庫
- 『うつヌケ うつトンネルを抜けた⼈たち』⽥中圭⼀/KADOKAWA
- 『今⽇の芸術 時代を創造するものは誰か 新装版』岡本太郎/光⽂社
- 『死ぬまで⽣きる⽇記』⼟⾨蘭/⽣きのびるブックス
- 『フーガはユーガ』伊坂幸太郎/実業之⽇本社⽂庫
- 『SOSの猿』伊坂幸太郎/中公文庫
- 『⼩説の惑星 ノーザンブルーベリー編』伊坂幸太郎・編/ちくま文庫
- 『幸福⼈フー』坂⼝恭平/祥伝社
- 『柔らかく揺れる』福名理穂/⽩⽔社
- 『逆ソクラテス』伊坂幸太郎/集英社
- 『⼩説の惑星 オーシャンラズベリー編』伊坂幸太郎・編/ちくま文庫
- 『ハンチバック』市川沙央/⽂藝春秋
- 『わかりやすさの罪』武⽥砂鉄/朝⽇新聞出版
- 『ルポ 誰が国語⼒を殺すのか』⽯井光太/⽂藝春秋
- 『ふれる社会学』ケイン樹⾥安・上原健太郎/北樹出版(まだ読み途中 ※2023年末時点)
そこに2024年4月時点で読了した本も加えると下記のようになります。
年度末がちょうど忙しかったのもあり、昨年よりもペースが遅いのが丸わかりですね(笑)。
...と、このような感じで特に明確な目的はなく始めた読書記録でしたが、1年以上続けるうちに自分の読書傾向や当時の状況などを振り返る材料になってきました。
読書記録を続けて良かったポイント
続けていて良かったと思うポイントは3つあります。
① その時の心身の調子が見える
読了日をつけているので、1冊も読めていない月があると「ああ、この頃は〇〇が忙しかったから余裕がなかったな」と振り返りができるようになりました。また不調な時は読む本にもその気配が現れるものです。逆に調子が良い時は月に4〜5冊読んでいることもありました。
②興味の移り変わりが見える
「小説の後に急に小難しい本を読んでいるけど、この本の参考図書に載っていたんだったな」であるとか、「この時はこんな出来事があったからこれを読んだんだった」など、本と本のつながりや人から影響を受けて読み始めた本などを思い出すきっかけが増えました。
③読みかけや積読の量が見える
これは意外と重要です。気を抜くとどんどん増え続けるので、「こっちは読み終わったけどそっちはまだ」と分かると、うっかり似たような本を買わなくて済みます。
このように色々と良いことだらけなので、これからも読書記録を続けていこうと思います。
最後に
肝心の読書時間についてですが、私の場合は通勤時間の電車内や昼休憩中に読むことがほとんどです。家でも読みたいのですが、気を逸らすものがたくさんあって集中力が続かず、うまくいった試しがありません。通勤時というと一日の中では2時間足らずの短い時間ですが、電車の中で他にすることがなく集中できるのと、決まった時間に読む習慣がつくので自分には合っていると感じています。(スマホでも読めますが、アプリの通知を邪魔だと感じて私には向いていませんでした。)
それと、紙の本は読み終わって本棚に並べるところまでがセットで好きです。また今年の年末も5分間発表で2024年版を発表することを目論みつつ、今回はここで締めたいと思います。みなさんの参考になれば嬉しいです。
それではまた次回!
おまけ
今回のサムネイル画像は、Adobe Express(デスクトップ版)でAdobe Fireflyの生成AI機能を使って作成しました。プロンプトをどこまで詳細に書くかで仕上がりが大きく変わったり、自分が想像もしていなかった表現が出てきたりして面白かったです。使用感や制作過程なども後日ブログ化できたらと思います。
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