公共団体のデジタルプラットフォームリニューアルプロジェクト
- 企画・設計
- ディレクション
- ビジュアルデザイン
- UIデザイン
- フロントエンド
- CMS
- インフラ
- マニュアル
- 保守運用
約20年間にわたり運用されてきた公共団体のウェブサイトのリニューアルプロジェクトおよびリニューアル後の運用チームにマイロプスが参画しました。
ウェブサイトのリニューアルにおいては、設計・UIデザイン・CMS・インフラ構築までを全て行い、数万人いる会員向けのキャンペーンシステムの構築も行いました。
本記事のCMSについての紹介はこちらの記事へ
PowerCMS X を使った約40,000ページのウェブサイト構築
プロジェクトの背景
約20年間、歴史的なデータを格納し発信するために運営されているウェブサイトでしたが、ライトユーザーには少しわかりにくいUI・構成でありました。今回のリニューアルでは、新しいファン層としてライトユーザーを取り込むことを目的として設定し、新規コンテンツの準備と既存コンテンツのリニューアル作業を行いました。
長年蓄積されたデータは数万ページになり、更新の間にフォーマットやナビゲーションにズレが生じ、エンドユーザーに混乱をもたらす状態でありました。
またエンドクライアントが掲げるビジョンもわかりにくい表現であったり、モバイル版で動かないページが存在したりしていました。リニューアルプロジェクトでは、これを一新してユーザビリティを上げ、見やすく楽しめるウェブサイトとシステムにすることでライトユーザーを取り込んでいくことを目指しました。
課題解決までのアプローチ
今回のリニューアルでは、エンドクライアントが啓蒙していきたいビジョンのページ新設を筆頭に全ページを整理し、ナビゲーションからストレスなく遷移できるようにディレクトリ構造を見直し、同時にSEO対策も適切に行うことで、検索結果から直接来訪できるようなウェブサイトになるようにほぼ全ページに渡って修正を行いました。
膨大なページ数のコンテンツがあり、リストを把握するだけでも膨大な量でありましたが、エンドクライアントが最優先課題として挙げていたビジョン・ミッションに関するページは、制作チームで打ち合わせを重ねた上で、丁寧にヒアリングしながら構成検討を重ね、いままで文字だらけで敬遠されていたページにわかりやすく写真を配置し読みやすい構成に変更しました。
CMSにおいてもCMS管理領域とHTML直接編集の領域が混在し更新をするにも一手間かかる状態となっていたものを、統一し全ページをCMS格納しました。
また、全てのページがCMSに格納されていない問題については、ページにより構成がまちまちであったため、社内で作ったスクレイピングツールと変換スクリプトを用いてデータを正規化して新しいCMSにCSV形式でインポートしました。
クリエイティブのポイント
- バラバラであったUIの統一
- HTML, CSSの統一
- 新たなブランドコンセプトの反映
- 会員プラグインの導入
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