異業種デザイナーがウェブ業界に飛び込んでみて
はじめまして、マイロプスのizumiです。 私はメーカーでスニーカーのデザインを2年、小さな制作会社とフリーランスで紙媒体のデザインを8年経験し、2021年12月にウェブデザイン未経験でマイロプスへ入社しました。 それからの4ヶ月を振り返って、ウェブ業界に入ってから感じたことについて初歩的なことから書いていきたいと思います。
①まず、コミュニケーションが速い
②ツールがいっぱい
③デザインの始点と視点
①まず、コミュニケーションが速い
業務を開始してすぐに感じたのは、疑義が発生した時に限らず、コミュニケーションがとにかく速いということ。今までメールと電話が主な業務ツールだった私にとって、会話と同じスピードでコメントが行き交うチャットは慣れるまでけっこう時間がかかりました。
またチャットの他にも、文字での説明だけでは不十分と判断した時にはWeb会議ツールでつなぐこともあります。
リモートワークでも相手のやっていることが分かり(伝わり)、スムーズに意思疎通ができる仕組みが作られているんだなと、社内のやり取りから感じました。個人ばかりで仕事をしていた私がチーム制作にすんなり入れたのは、こういったノウハウがマイロプスにあったからだと思います。
チームで動く上で重要な「認識にズレのない意思疎通」には、質問(発信)する側の工夫も欠かせません。分かりやすい・答えやすい質問の書き方や認識のズレを生まない言い回しなど、先輩の質問の仕方をブックマークして参考にしながら日々勉強中です。
②ツールがいっぱい
ウェブ業界では新しいツールが次々にリリースされるのは知っていましたが、実際に直面するとあまりの多さに驚きました。業務で使っているものだけでもSlack、Zoom、Backlog、Adobe XD、Figma、VSCode(Atom)、Skitch、Miro、Notion...と実にたくさんあります。
最初は正直「こんなにたくさんあって混乱しないのかな?」と思いましたが、それぞれの特徴と機能が理解できてからは仕方ないことなんだと納得しました(笑)。
そして色々と使ってみる中で、「まさにこういうツールが欲しかった!」と嬉しくなったものもあります。例えばMiro、Notionなど(デザインツールならXDも)は複数人での共同編集が前提とされているものは、ブレストがツール上でできたり、頭の中にあるアイデアをビジュアルで可視化・構造化して俯瞰できたりします。
ツールによって使い方に若干クセがあるものの、物事を視覚的に把握する方が得意な私にとって、ウェブ業界は実は「渡りに船」な環境なのかもしれません。 機能が多すぎてまだまだ使いこなせてはいませんが(汗)、どんどん使って慣れていきたいです。
③ウェブデザインの視点と始点
最後に少しだけデザインについて。ウェブデザインはまだ始めたばかりですが、紙媒体との違いとして、レイアウトするときの視点(始点)が違うなと感じています。
紙の場合は完成品のサイズに対して最初にマージンを決めて...と相対値で内容のサイズを定めていくのですが、ウェブの場合は完成品は表示されるブラウザと機種に依存するため、ある意味で表示媒体それぞれの絶対値を定めていく、というイメージです。
・紙:紙面という絶対的な大きさに対して、相対的に内容の大きさを決める
・ウェブ:画面という可変のものさしに対して、絶対的な内容の大きさを決める
ウェブデザインの経験をしていく中で、その辺りの感覚をもっと明確化していきたいな、と思っています。
おわりに
だいぶ初歩的なことから書いてしまいましたが、最初の気づきを忘れないようにここに記録しておくことにしました。
私の場合、異業種デザイナーからの転職は今回が初めてではありません。これまでも、業界のルールやツールの使い方が分からず不安な時は諸先輩方が発信するブログ等に何度も助けられてきました。今度は自分が発信する番になったということで、恩返しの意味合いも込めて、色々と書いていけたらと思います。
これからUI・UXについても勉強しながら、随時ブログにまとめていきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
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