インタビュー

CMSリプレイスと運用サポートで日々の更新負荷を大幅軽減——Pelican Products株式会社インタビュー

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マイロプスでは2025年、Pelican Products株式会社様のCMSリプレイスを支援しました。新製品「トラベルシリーズ」の日本国内でのプロモーションに向け、旧CMSでの困りごとを丁寧にヒアリングし、運用面までを考慮したサポートプランとともに提案と構築を行いました。ここではPelican Products株式会社のご担当者様に、今回のプロジェクトにおける課題やマイロプスを選んだ理由、今後の展望などについてお話を伺いました。

【話し手】
Pelican Products株式会社 セールス&マーケティングマネージャー 五十嵐 美加さん
株式会社マイロプス 代表取締役 CEO 折坂 聡彦

今回お話を伺った企業

Pelican Products株式会社(以下、Pelican Products)

Pelican Productsは米国に本社を置く、耐衝撃・防水・防塵性に優れたハードケースの世界的メーカーです。官公庁やプロの現場で厚い信頼を得る一方、近年はバックパックや4輪仕様の「トラベルシリーズ」を展開するなどB2C領域へも拡大し、最高峰の保護技術をライフスタイルシーンに向けても提供しています。

Pelican Productsの近年のブランド展開について

―― 本日はよろしくお願いいたします。まずは、Pelican Products様の事業内容についてお聞かせください。

五十嵐さん 当社は米国に本社を置く、保護ケースのメーカーです。耐衝撃性、防水性、防塵性に優れたハードケースを中心に、カメラや映像機材、産業機器、官公庁向けなど、幅広い分野で製品を展開しています。また、ライトの製造も行っています。 日本国内においては、これまでB2Bを軸としたプロフェッショナルブランドとしての価値を重視してきましたが、近年はB2C領域での認知度向上を図っています。その一環として、バックパックや新製品の「トラベルシリーズ」などの展開を開始しました。

―― 新しく展開された「トラベルシリーズ」の反響はいかがでしょうか。

五十嵐さん 非常に好調に推移しています。従来のハードケースは2輪仕様が主でしたが、今回初めて4輪仕様を導入した点や、バックパックや「Air」シリーズのような、ソフト素材とハード素材を組み合わせた軽量なハイブリッドモデルが、中身を保護しつつ持ち運びやすいと高い評判をいただいています。

「作って終わり」にしない、運用伴走型パートナーとしての信頼感

―― 今回、当社にてCMSのリプレイスをお手伝いさせていただきましたが、導入前にはどのような課題があったのでしょうか。

五十嵐さん 最大の課題は、更新作業が完全に属人化し、担当者1名に依存していた点です。そのため、迅速な修正や情報発信が困難な状況にありました。また、日本市場に合わせた細かな調整を行いたいと考えても、従来のCMSの構造上、対応が難しいという制約もありました。 以前の制作会社とは、構築後の定期的なコミュニケーションがほとんどなく、結果としてシステムが使いにくいまま放置され、改善したい事項が常に「棚上げ」の状態になっていました。

―― そのような状況下で、最終的に当社を選んでいただいた決め手は何だったのでしょうか。

五十嵐さん 単なる制作会社としてではなく、構築後の「運用」を前提に伴走してくれるパートナーだと感じた点が大きいです。CMSの入れ替えそのものを目的とするのではなく、その先を見据えた議論ができたことが重要でした。 また、ウェブ周りの課題を全般的に相談できる「情報システム部門」のような存在として、気軽に相談に乗っていただける姿勢にも強い魅力を感じました。現在は、製品の細かな情報管理以外の実務作業を安心してお任せできており、非常に助かっています。

レスポンスの速さと提案力が導いた、改善が日常化するサイト運営

―― 導入プロセスにおいて、印象に残っていることはありますか。

五十嵐さん 大規模なプロジェクトではありましたが、予想以上にスピーディーに進行したという印象です。Slackを活用した迅速なレスポンスに加え、こちらが判断に迷う際には常に複数の選択肢を整理して提示してくださったため、意思決定が非常にスムーズでした。

―― リプレイス後の変化や、具体的な成果についてはいかがでしょうか。

五十嵐さん 展示会やプレスリリースといった他の施策との相乗効果もありますが、ウェブサイトへのアクセス数や問い合わせ数は大幅に増加しました。 最も大きな変化は、日常的な改善点を気軽にサイトへ反映できるようになったことです。こちらから相談する前に、マイロプス側から潜在的な問題をあぶり出し、サジェスト(提案)していただける体制は非常に有り難いと感じています。

―― 当社としても、お客様のビジネスを成功させることがツールの価値を証明することに繋がると考え、日々ノウハウの提供に努めています。

継続的なサポートがもたらす安心感と、今後のさらなる展望

五十嵐さん マイロプスさんの最大の価値は、やはり「構築して終わり」にしない姿勢にあります。隔週で定例ミーティングを設けていただいていることで、何か問題が起きても「次の会議で相談すれば解決する」という大きな安心感があります。以前のように案件が「塩漬け」になる心配がなくなりました。

―― 最後に、今回のプロジェクトを振り返っての感想や、今後の展望についてお聞かせください。

五十嵐さん 「トラベルシリーズ」において、個々の製品詳細をメーカーサイトできちんと提示できるようになったことは大きな前進です。今後は、予算やリソースの兼ね合いを見つつ、他の膨大な製品群についても同様の詳細ページを拡充していきたいと考えています。

―― 私共としては、予算等の制約がなければ、さらに日本国内向けにローカライズされたマーケティングを展開したいと考えています。現在は米国本社の素材(軍事用途のイメージなど)をそのまま使用している部分も多いため、日本のB2B・B2Cユーザーにより親しみやすい見せ方を追求することで、さらなる導入の呼び水にできるのではないかと考えています。

五十嵐さん まさにおっしゃる通りです。今後ともよろしくお願いいたします。

3人がトラベルシリーズの製品を持って写っている。Pelican Products株式会社の日本支社長 東 広行さん、セールス&マーケティングマネージャー 五十嵐 美加さん、株式会社マイロプス 代表取締役 CEO 折坂 聡彦
Pelican Products株式会社 日本支社長 東 広行さん(中央)、Pelican Products株式会社 セールス&マーケティングマネージャー 五十嵐 美加さん(右)、株式会社マイロプス 代表取締役 CEO 折坂 聡彦(左)

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