翻訳プラグインMT Translatorを用いたDeepL翻訳機能の導入
- CMS
MovableTypeで構築された某案件のCMS環境へ、翻訳プラグインMT Translatorを用いたDeepL翻訳機能を導入しました。
DeepLを使って自動翻訳を行い、生成された英文ページが自動的にデプロイされる仕組みとなっています。
この案件に際して、DeepLを使用したいというクライアントの要望に対応するため、プラグイン開発ベンダーである3rd Focusと連携してプロジェクトを進行し、この案件きっかけでMT TranslatorがDeepL API対応するに至りました。
前提:MT Translatorについて
MT Translatorは、株式会社COLSISの運営する販売プラットフォーム3rd Focusの取り扱う、Movable Typeの翻訳プラグインです。
Movable Typeのウェブサイト複製機能を利用して、効率よく多言語サイトの制作・運用を行うことを可能にします。
Google翻訳・DeepL・翻訳用Excelでの翻訳に対応しており、翻訳後の対訳プレビュー、マルチバイトのチェックなど、多言語サイトの制作を効率的に進められる機能を備えています。
実際の操作の例
日本語ブログと英語ブログを連携した後は、新規記事作成時も簡単に翻訳作業を行うことができます。
作成、保存した日本語記事の編集画面で、右カラムメニューの翻訳メニューから複製操作を行います。
複製操作を行うと英語版記事編集画面へのリンクが登場するので、そちらに遷移すると日本語記事と紐づけられた英語版記事が作成されています。この時点ではまだ翻訳は実行されていません。
右カラムメニューの翻訳メニュー「DeepL APIで翻訳する」にチェックを入れた上で記事の「更新」を行うと、英語版の記事の翻訳が実行されます。通常の記事と同様、自動翻訳で対応しきれない箇所の修正など手作業での更新を行うこともできます。
DeepLの設定
翻訳方法は、Google翻訳API経由、DeepL API経由、独自の対訳を記載したExcelファイルを使用しての方法、の3種類から選ぶことができます。
次の画像はDeepL API経由の場合のプラグイン設定の一部です。
プラグイン設定でDeepL APIキーを設定することでDeepLと紐付けされます。この場合はDeepLのプランがFreeプランのため「DeepL API Free」にチェックを入れています。
マイロプスとCMS
マイロプスはデザインの会社でありつつもCMSの構築を創業当初から行なってきました。
CMSは、通常初期設定のまま使用するわけにはいかず、クライアントの要望に応じてさまざまにカスタマイズを加える必要があります。
時には既存プラグインのデフォルト機能では足らず、自社での開発やプラグイン開発ベンダーと連携しての機能拡張を行なう場合もあります。
CMS構築に長い実績のあるマイロプスは、クライアントの要望を引き出し、ニーズを満たすための柔軟な対応を可能知する体制が整っています。
担当範囲
- フロントエンド構築
- UIデザイン
- CMS構築
- インフラ構築
- ディレクション
- 保守運用
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