勘がいい人

こんにちは、マツナガです。
私の仕事柄、ディレクションが得意な人ってどんな人なのかたまに考えます。
得意な人は年齢や経験に関係なく得意なように感じます。

ディレクションを得意としている人は、特殊能力の話ではなく、勘のいい人ではないかなと私は思っています。分からないなりに状況に応じて物事を推し進めていく人がそのような傾向があると思います。ディレクターに限らずあらゆる職域にそのような人がいると思っています。

勘とは


1.考え合わせる。つき合わせて調べる。「勘案・勘考・勘合・勘定/校勘」
2.罪を調べただす。「勘気・勘当/推勘・勅勘」
3.直感。第六感。「勘所かんどころ/山勘やまかん」
4.「勘定」の略。「割勘」

引用:コトバンク
https://kotobank.jp/word/%E5%8B%98-48405

勘はひらめきを指すような直感的なセンスのイメージがありますが、熟語になると、事実に基づいて調べることや支払いすることなど全く意味が変わってきます。

センスと言わずとも学習や経験に基づかない直観的な理解が求められることが時としてあるのかなと思います。
であるならば、勘が鈍いよりかはいい人になっていきたいと思います。
そのような人達にどのような共通点があるのか。
過去のノートに勘がいい人の特徴をメモしていました。
勘がいい人とは...

勘が鋭い人 10の特徴

1.論理的に考える
2.即断即決
3.記憶力が良い
4.細かいところまで目が届く
5.注意力が高い
6.裏の裏を読みすぎる
7.集中力が高い
8.嘘が上手い
9.先見性が高い
10.自分の勘を信じている

勘が鈍い人とは...

勘が鈍い人 10の特徴

1.会話の間が悪い
2.先を読めない
3.マニュアルを求める
4.おおらかでのんびりしている
5.記憶力が悪い
6.他人に興味がわかない
7.観察力が低い
8.損得勘定で物事を考える
9.優柔不断
10.視野が狭い

引用:https://www.npc.bz/10tokucho/2534.html

(引用では勘が鋭い人とされていますが、鋭くなくても...と思っています)

私は過去、勘が鈍い人 10の特徴に全て当てはまっていました。
特に記憶力が悪く苦労していました。本当に記憶力が悪いわけではなく、自分事に考えられていないので他人の事は頭から抜けてしまい、今何が起きているのか状況を把握できず、結果的に記憶に結びつかないということが起こっていたような気がします。
他の項目は意識して直そうと思ったわけではないですが、たまに振り返りながら逆の行動をとるようにしています。

他人に興味がわかない

特に6の他人に興味がわかないという点を直して少し自分の振る舞いが変わったような気がしています。

かつてチームの連携がうまくいかなかった時、当時の先輩から「人を変えるのは至難の業で、だったら自分が変わったほうが早くない?」と言われたことがありました。

ある本に、自分とはこうであると思うからその仕事は得てしてうまく行かない。と読んだことがあります。自分があるからそれが障害になっている、それよりも今取り組んでいるこの事柄が成功しさえすればいい、相手が喜ぶように自分が行動していけばいい..のような事が書いてありました。どちらも言ってることは同じようなものでした。

まとめ

私の結論では、嘘でもいいから他人や物事に興味があるように自分を洗脳することだと思います。毎日そうしていると段々と自分の態度に変化が起き、本当に興味を持つようになります。自分が興味を持っているので相手との接し方にも変化が起きて良い傾向となった経験が何度かあります。
他人に興味がわかないことの裏返しは自分にしか興味がないということだと思い教訓にしています。

マツナガ

ディレクター

東京都出身
モノを作るのが好き。
趣味はカメラ。ジンバルの勉強中。

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