新人デザイナーが入社から3ヶ月経って感じたこと
皆さん、はじめまして。マイロプスの新人デザイナー、初外国人アルバイトのHalim(ハリム)です。
今回タイトルの通り、私が働きながら感じたことについてご紹介したいと思います。
出身は鹿児島より東京から近い、韓国です。(飛行機で片道2時間ぐらいです。)
韓国の美大でプロダクトデザインを学び、そこからデザインの世界に入りました。 今は朝から午後までデザイナーとして働き、夕方からは大学院生として自分の研究に力を注ぐ日々を過ごしています。
最初はモノが好きでプロダクトデザインを選びましたが、自分のデザインをかっこよく見せたいという強い思いがきっかけになって、グラフィックにも手を出すことになりました。主にポスターやパッケージのグラフィック、それからプロダクトの3Dモデリングがメインでした。現在はマイロプスで新しい領域のデザインと出会い、素敵な方々の元でデザイナー研修を受けております。
特にコロナの時期だから起きる事ですが、出社初日からリモートワークになりました。デザインもある程度リモートワークができると思いますが、アイデア出しや制作の方向を決める時などリアルで集まらないと仕事が効率的に回らないと感じました。現在は、外出自粛期間や緊急事態宣言で行けなかった会社に出社しております。
話を戻すと、私は学生・デザイナーの立場であるので「美大のデザイン、現場のデザインの違い」を感じました。
(あくまで自分の感想です。)
美大のデザイン、現場のデザインの違い
●美大のデザイン
- デザインの世界に入ったばかりの学生の遊び場。
- デザインツールや歴史などデザイナーとしての基本の基本を身に着ける。
- 個人作業の場合が多い。(もちろんチームワークの課題もあります。)
- 作品の自由度が高い。
- 個性豊かな学生が多い。
- 好奇心が強いので気になることがあったら、とりあえずやってみる。
- 自己表現やアイデア、その表現の豊かさ。
●現場のデザイン
- 個人よりチーム作業が多い。
- デザインするだけで仕事が終わらない。
- スケジュール管理能力が大事。
- デザインの制約が多い。(フォントから、画像のサイズ、制作スケジュール...など)
- 学生時代より勉強しないといけないことが沢山ある。(ウェブデザインはコーディング、マーケティング・ビジネス、また新しいツールの勉強など。)
私の場合、最近日本語フォントについて勉強を始めました。自分の出身である韓国も日本と同じく漢字文化ですが、ハングルを使う方が圧倒的に多いです。いい感じの日本語フォント、字間や行間などの読みやすい余白のバランス感を色んな制作をする中で学んでいます。
●共通
- アイデアを考える時はいつも大変。
- いつも締め切りに追われる。
- 心が折れる瞬間、挫折する時から大きな成長ができた。
●違い
自分のことだけではなく、社内の社員、事業、スケージュールなど全体を把握する上でデザインするように意識することが大事だと感じました。デザイナーがデザインするだけで仕事が終わらないのが現場のデザインではないかと思います。
以上の内容が学生・デザイナーとして過ごした3ヶ月の感想です。
目に見えない、頭の中の考えや各々の思いを可視化する仕事はデザイナーだからこそできると思います。学生から社会に一歩踏み出したばかりですが、マイロプスに入って色んな制作に参加し、自分の手を動かすことができてすごく嬉しいです。入社して2ヶ月すぎましたが、デザイナーとして学んだことも多いし、勉強しないといけないことも感じました。最近はhtmlのコーディングの世界にも入って、Adobeのソフトウェアを初めて触るような気持ちで頑張っています。
初めてのブログですが、自己紹介と最近気づいたことも含めて書いてみました。
まだ未熟な新人ですが、よろしくお願いします!
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