2021年始のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
1月4日よりマイロプスの2021年が始まりました。

2020年を振り返ると、昨年はコロナにより社会が大きく変わる様を目の当たりにし、
どうやってこの時代を生き抜くのか?
会社はやっていけるのか?
少しブレーキを踏むのか?
様々に悩みましたが、結果としてはコロナの大きな影響はなく、前年以上に多くの案件にお声かけ頂き、
良いデザイナーにもジョインしてもらえ、実りの大きい一年でした。

しかし一方、働き方や組織としての在り方に悩む年でもありました。
春以降リモートワーク体制となり、業務の進め方をリモートでも通用するやり方に変える必要が生まれました。
オフィスにいるようにすぐ顔を合わせて会話できる訳ではないので、
コミュニケーションの見える化のためのルール作りが必要です。
以前から、2020年は会社が大きくなる上で、多くの箇所をいわゆる普通の会社組織のやり方にしていくフェーズに入るとは予想していましたが、さらにリモートワーク対応ということで、
より明確に見える化しなければ組織として空中分解しかねないと感じました。
具体的には、backlogの運用方法の改善、チームごとの定期MTGの設定、セールスフォースによる案件管理の導入などを行い、会社内の動きを見える化しました。
ここに関してはリモートワーク関係なく遅かれ早かれやらなければいけなかったのですが。。。

そして最後に、2020年は自分たちがデザインの会社として、
どうやって社会に貢献できるのかを考え直す一年でもありました。

この一年、自分の周りを見るだけでも会社や地域のコミュニティーなど色々なところにコロナの影響による分断ができてしまいました。
オフィスや学校であったような立ち話やたわいのない雑談などからできていた、ゆるい人の繋がり・コミュニケーションは、コロナ前はその恩恵を感じることはあまりなかったと思います。
しかし、コロナの影響でそれがなくなったり、見えなくなったりしたことで、想像以上にもどかしさ・息苦しさを感じていないでしょうか。

人類はコミュニケーション無くして前には進めません。
きっと、コロナの前の形にはもう戻れないでしょう。
2021年は、いままで以上にコミュニケーションのデザインが重要になる一年だと思っています。

マイロプスの今年の目標を、「デザインとエンジニアリングで、2021年のニーズに沿ってコミュニケーションをアップデートすること」とし、新年の挨拶を締めさせて頂ければと思います。

今後とも宜しくお願い致します。

Orisaka

代表取締役 CEO

武蔵野美術大学 造形構想研究科 修士課程 造形構想専攻クリエイティブリーダーシップコース修了
中央大学理工学部卒業、STRAMD第7期生
製版DTP、映像制作、プログラマー、ウェブ制作 などを経て、2006年 ギャラリーバーノイエ創業、2008年 株式会社マイロプス代表取締役 就任。
趣味はバスケットボールと釣り。千葉県出身。
Twitter @toshi_104i

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