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access_time2018.10.24

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ベンチャー・スタートアップ企業のウェブサイト制作その1〜発注者側に意識してほしいポイント〜

こんにちは、マイロプス代表の折坂です。
弊社は多くのご縁に支えられ、ベンチャー・スタートアップ企業のウェブサイト制作の相談をよく受けます。
ここ三年ぐらい本当に増えきて、常に数社の相談を受けている感じです。
そこから見えてくる制作上の注意点を、ウェブサイト制作の視点とベンチャー経営者としての 視点を織り交ぜながら、
発注者が意識してほしいポイントを紹介できればと思います。
*本稿ではベンチャーとスタートアップについては、 同義と捉え役員と社員合わせて10人ぐらいで、シードラウンドの調達ができたぐらいの会社をイメージしております。

ベンチャーのウェブサイトを制作するときの発注側の注意点

1.発信したい情報とそのプライオリティを積極的に決定していく

制作会社は提案をしますが、あくまで提案です。発信したい情報とその優先順位を決められるのは発注者だけです。
デザインがわからなくても、自社のウェブサイトから発信したい情報にプライオリティーは、つけられるはずです。
競合や参考となるビジネスは発注者が把握しているはずです。それらを踏まえ全ての情報を並べ、プライオリティを整理していけば、自然と形になってきます。
役員の方も、担当者に任せっきりにせず、積極的に発信する情報の決定に関わっていきましょう。制作中の方向転換は現場のモチベーションを削ぎ、無駄な予算や時間を使います。

2. 関係者全員が納得の見た目は難しい

ロゴや写真も含めデザイン(ここでは見た目の話)において関係者全員の合意を得るのはかなり難易度が高いです。 見た目の好みの議論は、個人の趣味にも関わってきますので、感情論にもつながりかねません。あくまで私の感覚値ですが、6割程度の関係者が"いいよ"といってくれて、残りの人が"そんなに好みではないけどこれでいくか"ぐらいが限界かなと思っています。
*メジャーのデザイナーだったら違うのかもしれないのですが。。。

3. 自社イメージをどのように受け取られたいかイメージしておく

ウェブサイトのイメージを決めていく中で、自社をどのように見られたいですか?と質問されるはずです。
そのときのために、自社を表すキーワードをいくつか用意しておきましょう。
また面白い例えだと、雑誌や芸能人に準えたりするようなこともあります。
具体的なモノでイメージの話をした方がよりイメージの共有しやすく議論しやすいです。

4. ウェブサイトの運用担当者を立てる

ウェブサイトは制作すれば完了ではありません。
例えばウェブサイトのドメイン(ウェブサイトの名前)はどこかのレジストラ(ウェブサイトの名前を管理するサービス)で管理し、管理費の支払いをしていく必要があります。
ウェブサイトを稼働させるにもサーバを運用していく必要もあります。
運用していく中でそれらの設定を変える必要が出てくることも想定できます。
ウェブサイトはオープンしてからがスタートです。

5. ベンチャーのウェブサイトの賞味期限は短い

会社の成長に応じて、ウェブサイトのターゲットが変わってきます。
調達段階、サービスリリース段階、人材募集など、ベンチャーのウェブサイトは日々内容が増えていきます。
当初のデザインの枠組みにはまらなくなったら、残念ながら作り変えの時期です。
判断基準として、グローバルナビの内容が増えてきてら、一度チェックです。 グローバルナビの粒度が整わずに数だけ増えているのは最悪のパターンで来訪者を迷わせる原因になります。
クローズドな業界でしか伝わらない用語をグローバルナビゲーションにいれるのも極力さけたほうがいいかなと思います。 会社が大きくなるにつれて、社員の家族や友人、近隣の会社など多くの人がウェブサイトを見るようになるでしょう。
そんな繰り返しのなかから、"ウェブサイト見たよ!!素晴らしい事業をやっているんだね。"と声をかけられるのが、社員のモチベーションになりブランディングの基礎になります。

以上、発注者の立場で意識して欲しいことを書いてみました。
何かの参考になれば幸いです。
次回は制作側の立場から書いてみようかなと思います。

Orisaka

株式会社マイロプス代表取締役 千葉県出身、中央大学理工学部卒業、STRAMD第7期生 製版DTP、映像制作、プログラマー、ウェブ制作 などを経て 2006年 ギャラリーバーノイエ創業 2008年 株式会社マイロプス代表取締役 就任 趣味は、バスケットボールと釣り
twitter @toshi_104i