公式ウェブサイトのPowerCMSをアップデートしました

こんにちは、マイロプスのエンジニアushirogouchiです。
自社の公式サイトですが、 PowerCMSで運用をしております。
今回、PowerCMS 5.01からPowerCMS 5.02アップデートしましたので、その時に行った手順について備忘録もかねてブログの記事にしておこうと思います。

アップデートですが、以下の一般的なシステム系のアップデートと同じ流れになります。

  1. バックアップの取得
  2. システムの更新

アップデートの環境

  • Amazon Linux
  • MySQL
  • Nginx
  • PowerCMS 5.01

なお今回はPowerCMS 5.01のみのアップデートになります。

更新の流れ

1.バックアップの取得

1-1. DB のダンプファイルの取得する

2システムの更新

PowerCMS 5.01が展開されているディレクトリーをmtとします。
アップグレードの手順として既存に上書きをしないのは、バージョンアップなどでファイル構成の変更または削除などされるのでそちらに対応するためです。

2-1. mt ディレクトリと同階層に、mt_new ディレクトリを作成する
2-2. mt_new ディレクトリに PowerCMS 5.02 の中身を展開する
2-3. mt/powercms_files ディレクトリを mt_new/powercms_files ディレクトリへコピーする
2-4. mt/mt-static/support ディレクトリを mt_new/mt-static/support ディレクトリへコピーする
2-5. mt_new ディレクトリ内の CGI ファイルに適切なパーミッションを設定する
2-6. mt_new ディレクトリ内の powercms_files, mt-static/support、theme などパーミッションの変更が必要なものは適宜変更する
2-7. mt-config.cgi ファイルを mt ディレクトリから mt_new ディレクトリへコピーする
2-8. mt ディレクトリを mt_bk にリネームする
2-9. mt_new ディレクトリを mt にリネームする
2-10. PowerCMS のオプションプラグインをPowerCMS 5.02の展開した中身からオプションプラグインから配置する
2-11. PowerCMS へ追加したプラグインを配置する
プラグインを配置するときはmt/plugins、mt/mt-static/plugins/の2箇所配置することを忘れないようにする
2-12. 管理画面にアクセスする
2-13. 再構築などでエラーが出ないことを確認する

上記方法で今回アップデートを行いました。

ウシロゴウチ

テックリード/プロジェクトマネージャー

松岡修造さんの日めくりカレンダーを3つ持ってます

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