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コミュニケーションの連鎖がニーズに応える

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昨日のエントリで引用させて頂いた、ENIGMA VARIATIONSさんが、さらに発展させてくれたので、「社内コミュニケーションを活発にする」という事について考えてみる。

社内SNS・イントラブログに求められているのは、わかりやすい例で言うと「ここでも書かれているとおり」情報共有やナレッジシェアという部分だ。これらに対するニーズは、決して新しいものではなく、常に言われ続けている問題のようである。

では、何が変わったのか(変わってきているのか)というと、ナレッジのシェアに対する考え方かもしれない。



社内SNSやイントラブログに期待されている事

ノウハウをためていくという考え方、それ自体に時代ごとの隔たりがあるような気がする。求められているナレッジの内容が変わっているのだ。
その時代ごとに変わってきたナレッジシェアツールの変遷を考えてみると

スケジュール管理やワークフロー管理:グループウェア

ノウハウ・データの共有:ナレッジマネジメントツール

社内コミュニケーションも含めた情報共有:社内SNS・イントラブログ

という段階だ。グループウェアでは、シェアしたい情報が明確であり、システム的な解決をしやすいものであるが、後者のナレッジマネジメントツールというものには、色々なものが含まれるが、データの検索性を強化したデータベースツールなどが含まれる。
そして、更なる要求として社内コミュニケーションを含めたツールへとニーズが移ってきているように見える。


そこでやっとENIGMA VARIATIONSフィードバックの連鎖を生むためにというエントリに触れるわけですが、これを踏まえると、コミュニケーションにも段階があることがわかる。
社内SNSやイントラブログを利用するに当たり、その導入目的を「ノウハウの共有」だとすると、これらのツールの中が活性化し、より多くの情報が集まってくる事で、ダイヤの原石的情報が集まる事になるが、それには昨日のエントリ「SNSはフィードバックの社会」で書いたようにフィードバックがあることで活性化すると考えられる。

そのコミュニケーションの段階とは

レベル1:社内へ向けて情報を発信する土壌を作る
 ということで、社内SNSやイントラブログを用いて、社内へ向けた情報発信を日常化する段階である。情報発信から閲覧するという手法が浸透する事で、各々の考えが社内へ自然と広まっていくはずだ。


レベル2:コメントというコミュニケーション
 社内SNSやイントラブログには、コメント欄というものがあり、そこにコメントを残す事が出来る。著者に対して自分の所感を表明する事になり、面白い情報があれば、そこに対してコメントを残す事が出来る。手軽で、やりやすい為、情報発信の次のコミュニケーションとして通る段階だろう

レベル3:アイデアをブラッシュアップし発信する
 これは、社内SNSというよりブログにより適した手法であり、自分のブログに誰かのアイデアを引用し、さらにブラッシュアップさせたアイデアを書き込む。加えて、引用元のブログに対してトラックバックを行う事で、自分のアイデアと、アイデアの情報元がリンクし、第三者が見たときに話の流れを理解しやすくなる。最初の社内SNSやイントラブログの導入目的であるノウハウの共有と、ダイヤの原石的情報の発掘という点にかなり合致しており、会社としても成功体験を得られる状態であろう。

そして、このコミュニケーションにはさらに上位概念が存在する。
レベル4:人という個人に関連付けられた情報からインスパイアを得る
ENIGMA VARIATIONSフィードバックの連鎖を生むためにには

インターネットでは不可能だとは思うのだが、同じプラットフォームを使うイントラネットのブログならではの機能としてぜひ欲しいのが、コメントを投稿者単位で管理・閲覧できる機能だ。その人のブログのトップから、ブログのエントリーだけでなく、他のブログへのコメントも見られるようにして欲しい。


とあるが、これは自分に入ってきた情報から、その人個人への興味が感化されている段階であり、直接受けたコメントから、さらにその人が他の情報に対してどのようなコメントをするのかを知る事でさらにインスパイアを得るという段階に達する。

社内SNSやイントラブログは、社内の人間が日々思っている事を少しでも形にしていく事で、その中からダイヤの原石を引っ張り上げようという試みに他ならないだろうが、レベル4に達すると、光るコメントからその人個人のポテンシャルへと関心が移動し、そこからさらにインスパイアを得ていくという状態になる。ここまでくると社内コミュニケーションの活性度は驚異的であり、そういった情報コミュニケーションの上位レベルにリテラシーが達している会社というのは、末恐ろしいものがあるかもしれない。


このように、コミュニケーションから、インスパイアへ。そして更なる情報発信から有益なものを得ていくというスパイラルは、社内コミュニケーションという課題に対してある一定の効果を上げそうである。
あとは、これらを促進するようなシステム的ソリューションを与えてあげるだけだろう。

個人的に思うのは、ブログにしろ、SNSにしろ、情報を容易に引用できるようなインターフェイスができればなと思う。
人が発信した情報を、手軽にピックアップし、それに対して何かを書く事が普通に見えるようなインターフェイスだ。

システムの利便性は、事、ナレッジの共有という出す事・出てくる事・蓄積する事が難しいフィールドにおいてクリティカルな問題になるだろう。上手にクリアされたツールが出てくれば、社内に浸透させる時間が短縮できるだろうが、既存のシステムでも上手に運用してあげれば解決できない問題ではない。

社内コミュニケーションの今後が楽しみですね。

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コメント

ProjectK wrote:

こんにちは トラックバックありがとうございました。

実は「コミュニケーション」という捉え方では、ブログやSNSをどう考えたらよいかという点に(私自身は)まだ迷いがあります。本当にコミュニケーションの手段として考えてしまって良いのか・・・(自分自身のエントリと矛盾していますが。)

ところで「容易に引用できるようなインターフェイス」は良いのですね。私もそういった機能とそういったエントリが増えていくことが、ブログをコミュニケーションの手段として使うためには大きなポイントになると思います。
(言葉尻を捉える、ではありませんが、会話対話はそうやって発展していくものなので・・・。)
12/28 08:15:45


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